〔025〕筑波山 (876m)

標高差:346m

2004年04月28日(当時54歳)


  筑波山ロープウェイ駅のつつじガ丘駐車場で車中泊をする、駐車場周辺はお土産屋が
立ち並び嫌な雰囲気。
ツツジが多く咲く簡易舗装された登山道から登り始める。  斜度は緩く、散策道的な感じ、芽生え始めた雑木林が美しい。
 弁慶茶屋を過ぎる辺りから一変して岩山となり奇岩が連続して出てくる、中でも圧巻は
最初の ”弁慶七戻り”、怖くて弁慶が七回後退りしたとか。 落ちそうな大岩がどうして止まっているのか、しばし考えてしまう。
その後も ”胎内くぐり”、”出船入船”、
”裏面大黒”、”北斗岩”、”大仏岩”が出てくるが ”弁慶七戻り”が一番インパクトが強かった。
1時間で筑波山の最高峰、女体山に着く。
  山頂からは関東平野が一望でき、展望はすばらしい。
ケーブルカー駅のある御幸ヶ原の鞍部まで降りて、男体山へ登り返し、男体山へは1時間30分で着く。 ここからの展望も良い。 下りは1時間で筑波山を終える。百名山中、最も標高の低い筑波山はロープウエイ、ケーブルカーで簡単に登れる山であるが、山頂からの展望の良さ、登山道途中の奇岩は見所充分であった。
県道42号線から見た筑波山全景、最高峰の ”女体山”はガスで隠れていた。

ロープウェイ駅の駐車場から見た女体山、駐車場にはお土産屋、娯楽施設が立ち並ぶ。

登山口から山頂までは1.8kmのコース。

簡易舗装された緩斜面の登山道。
つつじガ丘の名前通り、両脇にはツツジが満開となっている。

弁慶茶屋までは散策道的な雰囲気、途中の展望も良い。

”弁慶七戻り”の内部は石室の様であり、特に恐怖を感じ無かったが・・・
”胎内くぐり”は左奥から通り抜けられる。

この大岩が落ちずによく止まっているものだ。
左側は点当たりになっているだけ

”出舟入船”、そう言われればそう見えなくもない。
”裏面大黒” これはそう言われてもそうは見えない。
1時間にて筑波山の最高峰 ”女体山”(876m)に着く。
6時45分、朝まだ早く山頂へは本日1番乗りだと思う。
”女体山”からの展望はすばらしく、関東平野が一望出来きたが、
今日はもやっており見通しが悪かった。
”女体山”から見た ”男体山”。
一旦、ケーブルカー駅の ”御幸ヶ原”に降りて登り返す。
”ガマ石”は撮る方向が悪く、とても ”ガマ”には見えなかった。
ケーブルーカ駅のある ”御幸ヶ原”には展望台、お土産屋が立ち並ぶ。
奥に見えるのが ”男体山”の山頂。
男体山本殿” こちらからの展望も良かった。
登山後は ”梵天の湯”(500円)に身を浸す。
”北斗岩”の云われは判らない。

筑波山
  観光化された ”筑波山”なんてあえて登りたいとも思わなかったが、
百名山に入っているので仕方なく消化している感じ。 とは言え楽に登れて見所も多く、今回の様に朝早くなら観光客も居らず気分良く登れた。
  千mより低く、ケーブルカーで登れる山でも可であるなら神戸港が一望
出来る六甲山(931m)の方が百名山に相応しい気がするが、そんな山は他ににも沢山ありますけどね。

  筑波山登頂後、男体山への移動中は大雨となる。
早起きは三文の得だった。

日本百名山に戻る

茨城県つくば市筑波
深田久弥著の「日本百名山」から
  関東諸国の男女は、春花咲く頃、秋紅葉の節、相たずさえて登り、山上で御馳走を広げ、歌をうたって舞い楽しみ、そこで夜を過ごす者もあった。(略) わが国では宗教登山が最初のように言われているが、筑波山のような大衆の遊楽登山も早くから行われていたのである。
'04年度の関東遠征
04/28 04/29 04/30
筑波山 男体山 日光白根山
つくばさん
日本百名山』 何を根拠に日本百名山に選んだのか?
Road Map :R125から県道42号線に入り、つつじヶ丘公園に向かう。
Route Map:つつじヶ丘公園から女体山を経由して男体山までを往復する。
ツツジヶ丘駐車場から ”男体山”を往復した。
今日の温泉
2023年10月30日改定
登山口から女体山までの距離的に中間点に着く。
”弁慶”もびびって引返したとの謂れがある
”弁慶七戻り”の奇岩に着く。
”弁慶七戻り”の入口部分。
”弁慶七戻り”を抜けて出口側から振り返り見ると、
今にも滑り落ちそうな大岩が引っ掛かっていた。
”渡神社”のお参りの真似をしに行く相棒。
神社に興味の無いおいらは待機する。
”女体山”の山頂にあった神社にお参りする。
女体山(標高876m)
男体山(標高871m)